花火大会
サマーワークショップのイベントまであと一週間となりました。沢山のご予約ありがとうございます。16日から19日まで店舗改装のため休業中なので、夏休みを満喫しています。花火大会!野球の応援!バーベキュー!短期集中で家族サービスしています。でもその前に、虫除けキャンドルをてんぷら油とシトロネラの精油で作ったり、日焼け後用のローションや、入浴剤をラベンダーやミントを使って準備をし、備えるのも楽しみの一つです。
クラゲ
この季節の海にはクラゲが多く、夢中で遊んでいると海から上がったときに刺されたことに気がついたりという経験はありませんか?痛みやしびれ、腫れといった症状がクラゲだけのの仕業ではありませんが、楽しいレジャーが一瞬で辛い思い出になってしまいます。写真のような大きなクラゲは比較的発見しやすく、被害も受けにくいのですが、多くのクラゲは透明で長い触手をもっていて、その姿を確認したときにはすでに刺されている事もあるのです。特に、毒性が強いアンドンクラゲの触手は1.2mにもなることがありますが、傘の部分は10cmにも満たないので、確認が難しく被害に遭いやすく、子供が被害に遭うと痛みだけでなく、震え、吐き気、と言った症状が出ることもあります。
ラベンダーアングスティフォリア
そんな時にもラベンダーの精油を持っていれば応急処置が出来ます。
ナードのボドウー博士のセミナーでは毒を持つ生物の被害にあったときに助けになる精油として、ラベンダーアングスティフォリアが紹介されていました。クラゲだけでなく、ハチ、サソリ、蛇などの毒ににも有効とのことで、とても衝撃を受けました。
ラベンダーには多くの種類がありますが、その中でも解毒作用の強いものは、スピカという野生のラベンダーがあります。スピカとはフランス、プロバンス地方で毒蛇と言う意味を持ち、地元の人たちが蛇に咬まれたときにその地域に自生しているラベンダーを使ったことから、植物自体にもこの名前が付いたようです。
しかし、スピカにはケトン類のカンファーを含んでいるので、鎮痛作用も期待できますが、小児などには使いにくいのが難点です。香りも一般的なラベンダーとは異なりエステル類の酢酸リナリルを含まないことと、酸化物類1,8シネオールを含んでいるので、スーッと抜けるようなハーバル調が強い香りです。
そのような点を考慮すると、やはりラベンダーはアングスティフォリアが一番使いやすい種類ではないでしょうか。軽度の火傷に対しても虫刺されと同じような対処をしますが、直接幹部に原液を痛みが鎮まるまで何度もつけます。
もちろん、すべての方にアレルギーが起こらないわけではありませんので、肌に使用する精油はパッチテストを行ってから使用することをお勧めします。
幸いクラゲ被害には遭いませんでしたが、蚊に刺されたところにはすぐに付けると、痒みも腫れも引けてくれました。ラベンダーはいつでも(持ち歩きたい精油です。
沢山の精油を使いこなすのは難しいかもしれませんが、気に入った香りに出会ったら、その香りが私たちにどんな恵みをもたらしてくれるのかを知ることは、とても楽しく役に立ちます。それこそがアロマテラピーの真髄です。本当の植物の香りに出会いたい方は、ぜひ品質の高い精油に出会って頂きたいと思います。
多くの方にこの素晴らしいアロマテラピーの世界に出会っていただくために、今回のイベントにも沢山のご来場をお待ちしております。ご予約にはまだ余裕がございますので、是非事前にご予約ください。