一月最後の週末は午前にアロマサークルを開催しました。今回のテーマは「フルーティーなボディーソープ」ということで、固形石鹸を作りました。
今月ご紹介してきたプチグレン精油を生かした、素敵なブレンドで香りを付けたかわいらしい石鹸が出来上がりました。ハートとローズの型を使ったので、全く違った雰囲気に出来上がりましたが、材料は一緒で、製作工程も複雑ではないので、香りを存分に楽しんでいただけたのではないでしょうか。
材料はMPソープ生地80g、ドライマリーゴールド、精油20滴ととてもシンプル。ソープ生地は電子レンジで20秒程加熱すると液体になります。そこにお好きな精油を20滴加えよく混ぜます。型に流し込み、ハーブを散らして固めます。使用した精油はプチグレン・マンダリン・レモン・ネロリ・クローブ・ローズウッドなどです。中でもネロリの香りは華やかで、気分を明るくしてくれます。本少しブレンドするだけで、大きく印象を変えてくれる精油です。そして、クローブは香りの輪郭を整え、優しさの中に奥深さをもたらしてくれます。今回は昨年パークホテルでのイベントに参加してくださった方が、初めてサロンでのサークルに来店してくださいました。イベントで制作したハンドクリームを愛用し、アロマの魅力を知ってくださいました。製作の後に「もっといろんなことが知りたくなった」という感想をいただき、とてもうれしくなりました。私たちの生活の中には様々な香りがあります。その香りの役目を考え直したり、何気なく接している環境に対して興味を持つことは、生活に潤いと輝きをもたらしてくれます。アロマテラピーでは天然の植物原料しか使わないので、科学的に形成された物に囲まれている私たちを、優しく癒してくれる不思議な力があります。アロマテラピーの知識を深めることは、生命力を高めることにつながる気がします。
ここ二日ほど晴天が続きましたので、雪もだいぶ少なくなりました。暖かい日差しは植物たちに春を知らせているようです。窓際でレモンティーツリーの葉がキラキラと嬉しそうでした。まだまだ寒さは緩みませんが、あっという間に過ぎていく一月に、緑の季節の足音を感じ、幸せな時間を過ごせた一日でした。