今週は水曜日と土曜日の二回、サークルを開催しました。水曜日に作ったのはバスソルトです。一つは精油を使ったバスソルト。もう一つはハーブを使ったバスソルトです。
土曜日はアロマソープを作りました。どちらにもローズウッドの精油をふんだんに使って、香りを存分に楽しめるクラフトになりました。ローズウッドの香りに触れるにあたり、ローズウッドを取り巻く環境についてもご紹介してきました。ローズウッドはアマゾン原産の学名Aniba rosaeodora の精油です。19世紀から20世紀にかけて、香料として、家具や建材として、ヨーロッパで大変人気を博しました。当時ギアナを植民地支配していたフランスにより、多くの森から大量に伐採され輸出されました。しかし無計画な伐採によりギアナ産は枯渇の道をたどります。その後新たな産地として注目されたのがブラジル・アマゾンでした。ブラジルでは早くから厳しい規制の下、原木の保護と伐採規制、植栽活動が計画的に行われてきました。そのおかげで、この素晴らしい香りを私たちが使うことが出来るのです。精油は植物の与えてくれた命のしずくです。環境保全を無視して恩恵だけを頂くわけには行きませんから、香りが私たちに届くまでの道もしっかりと見つめて、お伝えしていきたいと思います。ウッディーとフローラルの要素を併せ持ったローズウッドの魅力的な香りは、感染症予防の芳香浴や、ヘアケア、スキンケアなどに幅広く活躍してくれます。価格も¥2300と手ごろなのもうれしいですね。常備したい精油の一本です。
土曜日のティータイムはクロアチア旅行のお土産に頂いた、イチジクのクッキーとミントティーでした。濃厚でプチプチとした食感のクッキーに爽やかなミントティーがマッチして、とても美味しく頂ました。ご馳走様でした。ヨーロッパの素敵な風景のお話を伺い 、地理に弱い私は息子の地図帳で調べてみました。大好きな「紅の豚」の舞台になった場所アドリア海が、青くてとても綺麗だったというお話が印象的だったので、いつか行ってみたいです。