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自律神経を整えるアロマ
2021年5月4日

「病は気から」とはよく言いますが、気持ちの浮き沈みや体調をコントロールしているのは自律神経のバランスです。

自律神経が乱れてくると、なんだかやる気が出ない… イライラしてしまう… 気持ちに体がついていかない… 疲れやすい…
等々何となく調子が良くない状態になります。病院に行くほどではないけれど、なんだか調子が良くない事は誰でも度々起こりますので、セルフケアでコントロールできるのであれば、不快に感じて過ごす時間を少なくすることができます。

そもそも自律神経とは体を正常な状態に保つためにバランスをとる機能ですから、崩れてくると何らかの症状でサインを出します。それに対応して調整をすることを補う必要があります。病院に行って検査などで数値の異常を確認して、お薬を処方してもらうこともあると思います。しかし、自分で心を整える術があったらなら、すぐに実践することが出来ると思います。

精油には、自律神経のバランスを整える作用を持っているものが多く、日常的に、作用する香りを取り入れることで、不調を解消する事はもちろん、未然に予防することもできるのが、アロマテラピーの最大のメリットです。お薬を飲んでいる場合にも併用することが可能です。

こころを整える代表的な精油
ラベンダー・アングスティフォリア ・ プチグレン ・ イランイラン
ベルガモット ・ バジル ・ マジョラム ・ カモマイル・ローマン

それらの香りをシーン別に使い分け、気持ちの切り替えを意識的に行っていくことがアロマテラピーでは可能です。芳香浴や蒸気浴などで、呼吸器と神経系に直接刺激を与えることがポイントです

シーン別の精油の選び方
*やる気が出ない朝に*
ベルガモット ・ ローズマリー ・ バジル ・ ローレル
*集中力を高めたいとき*
ローズマリー ・ レモン ・ ペパーミント ・ レモングラス
*運動でストレス解消したいとき*

バジル ・ プチグレン ・ バジル ・ ベルガモット

*ぐっすり眠りたいとき*

マジョラム ・ カモマイル・ローマン ・ ラベンダー・アングスティフォリア

 

自分の体の声に耳を傾け心身を整えるアロマテラピーは、選択肢が多い分正しく使い分けることが大切です。使い続けても効果を感じられない場合は、速やかに別の選択をすることも必要です。心地いいと感じる香りを選択しましょう。

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今月のおすすめレシピ
 
やる気が目覚める アロマミスト
ベルガモット精油 4滴
ローズマリー・カンファー精油 3滴
バジル精油 3滴

ハーバルな香りが心の元気を与えてくれるブレンドです。香りは呼吸を深くし、思考力を高めます。痛みの緩和にも作用するので、頭痛や肩こりなどが慢性化している方にもおすすめ。香りの持続は短いので、日中使用していても睡眠に影響を与えることはありません。
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今月のおすすめ精油
 
バジル

お料理に使うバジルとは少し印象が違うバジル精油は、力強いグリーン調の香りが魅力的。柑橘系、ハーブ系の香りとの相性がよく、ブレンドに安定感を与えてくれます。
自律神経調整作用に優れ、無意識に体が緊張することで起こる痛みの緩和によく作用するので、慢性的な肩こり、生理痛などのマッサージオイルにも使用します。
*皮膚に塗布する場合、十分に薄めて使いましょう

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ベルガモット

柑橘系精油の中では最も薬理作用が多いベルガモット精油は、多くの香水原料にも使われてきた歴史があります。
心の安定に作用するので、気分の落ち込みや緊張から解放されたいときに助けてくれます。
香りの持続が短く、気分転換に向いています。ほかの香りとブレンドするときには、シャープなイメージを演出できるので、男性が使用するときにも好まれます。
*光毒性があり、精油を塗布した肌は4,5時間直射日光を避けるようにしましょう

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